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三輪洸旗展 闇の光 2025 2025.6月7日〜6月22日 11:00〜18:00(初日7日のみ13:00)
水木休廊 galleria PONTE
6月に金沢市にあるgalleria PONTEで個展を開催します。
ー深緑なる深淵の闇の深さも光の消失点となって輝き続けるー
2008年の6月岡本天明の三貴神像を拝観した。天明の作品に触れたのは初めてであったが、お堂でのその像との出会いは後に大きなものとなった。帰宅したその日、シナのパネルにふと絵を描こうと思い、下地塗りの段階で顕れたスサノヲ。2023年の顕神の夢展での発表をきっかけにその地塗りによる手法がスタートした。スサノヲ作品を見出した顕神の夢展の企画者江尻潔氏(足利市立美術館 次長)は、その手法をここに己の意識を乗せる、意乗る(祈り)、つまり依代の儀式であると捉え、それをかのものとの伝令としての役目を果たすとし、作品の出来(しゅったい)を「無筆の絵」と命名した。今回はバチカン宮殿の壁画、最後の審判の顕れ・画面中央にはキリスト、その左脇にはマグダラのマリアが寄り添う。そしてキリストの背後に顕れた誰もが知る存在。地塗りを施して、凡そ1年、今も顕現は続いている。

三輪洸旗展 ミソサザイと北極星
2024.11.14−19 まめぐら
地元、群馬での初の個展開催が終了しました。都内や他県からも多くの方にご覧いただき感謝いたします。特に昨年の足利市立美術館での「顕神の夢」を観た方々がわざわざ遠方よりお越しいただき、大変嬉しく思いました。天候も秋晴れが続き、また紅葉も見頃で本当に素晴らしい6日間でした。古民家カフェ「まめぐら」をこれからもよろしくお願いします。
都内に拠点を置いて、週末は群馬のアトリエに通う生活を15年続けてきた。閑静な住宅街の隣宅の庭には時々ミソサザイが現れて独特の鳴き声で1日の疲れを癒してくれた。2014年に職場も住民票も群馬に移すこととなった。最後の引越しの日、そこにはあの響き渡る高い声の囀りがあった。
あれから10年、アトリエの真北には妙義山が聳えている。群馬の風景をイメージする時に独特の山の稜線がある。まるでそれを象徴するかのようで、地元出身の画家、金井南龍の作品に「妙義(三舳)山の蜃気楼」がある。そこには山や土地の熱量が独特の色彩と形で表現されている。
ここ県境の奥地は空は狭く、陽の沈む時間も早い。そんな狭い空でも夜は北極星が輝きを見せてくれる。9月の初めに個展の打ち合わせに行くと、庭先からミソサザイの鳴き声が聴こえてきた。ふとあの懐かしさが蘇ってきた。
10年を経て新たな土地で聴く高く響き渡る鳥の囀り、その囀りには土地と土地を繋ぐ心地良い音の響きがあった。

三輪洸旗展 タカマガハラ
2024.6.13ー7.8 GALLERY TAGA2
世田谷の祖師ヶ谷大蔵でのGALLERY TAGA2での個展 タカマ ガハラが終了しました。
ご高覧いただいた方々には深く御礼申し上げます。
次回は来年6月に金沢市にありますgalleria PONTEで個展を開催します。
また近づきましたらご案内いたします。
今回の個展の為のbookにおいて足利市立美術館 次長の江尻潔氏にテキストを執筆していただきました。現在HPのテキストの方で紹介させていただいております。
対談 三輪洸旗×江尻潔(足利市立美術館 次長)
6月29日(土)17:00−18:30
「book vol.9 三輪洸旗」付き
info@gallerytaga2.comまで

顕神の夢 幻視の表現者が川崎市岡本太郎美術館で2023年4月29日(土・祝)〜6月25日(日)
川崎市岡本太郎美術館 2023年4月29日(土・祝)〜6月25日(日)
以降下記の会場で巡回。
足利市立美術館 2023年7月2日(日)〜8月17日(木)
久留米市美術館 2023年8月26日(土)〜10月15日(日)
町立久万美術館 2023年10月21日(土)〜12月24日(日)
碧南市藤井達吉現代美術館 2024年1月5日(金)〜2月25日(日)にて開催します。
五つの霊性の尺度から、その一つ見神者たち(神的なもの とダイレクトな「交流」があり、制作した人たち)の部門の出口王仁三郎、出口なお、岡本天明、金井南龍、宮川隆、三輪洸旗で参加。
スサノヲ顕現 三輪洸旗 2008〜 panel, acrylic